WMIC (WMI コマンド ライン) の使い方
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Windows XP/Windows Server 2003以降に搭載されているコマンドラインツールであるWMIC(実行ファイル名: wmic.exe、WMI コマンド ライン、Windows Management Instrumentation Command Lineとも呼ばれます)の使い方を紹介したいと思います。
wbemtest.exeと同じくWMIのクラス情報を簡単に取得できるツールには変わりないのですが、
コマンドラインベースでWMIクラスを参照できる点と、エイリアスと呼ばれる操作を簡単にするためにWMIクラスに関連付けられたものも用意されていますので、使用に当たっては敷居が少し低いです。
状況に応じてバッチファイルと組み合わせることで便利に使えると思います。
ここではWMICの使い方として名前空間への接続からクラス参照、WMIC用のエイリアスの使い方までの方法を紹介したいと思います。
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1.
「ファイル名を指定して実行」からwmicを実行します。
2.
「wmic:root\cli>」プロンプトが表示されます。
3.
「PATH Win32_NetworkAdapterConfiguration」を実行するとパソコンに搭載されているネットワークアダプタの一覧が表示されます。
4.
WMIC にはエイリアスを介してWMIのクラスへのアクセスも可能です。
例えば Win32_NetworkAdapterConfiguration クラスと同等の意味があるエイリアス「nic」を実行すると3.で実行した内容と同じような内容を取得することが可能です。
ちなみにwmicコマンドのヘルプを参照したい場合には、「/?」コマンドを実行することでヘルプが表示されます。
もっと詳細なヘルプを見たい場合には「/?:full」コマンドを実行することで詳しいヘルプが表示されます。
こちらも参考にしてみてください。
Microsoft社ではWindows Management Instrumentation (WMI) コマンド ライン ユーティリティ (Wmic.exe) の説明というナレッジベースもありますので、こちらも参考にしてみてください。