スバル XV ハイブリッドのレビュー
はじめに…
そろそろ燃費を考慮した車にも乗ってみたくなってきたので、2013/06 に発表されたスバル XV ハイブリッドに乗ってきました。
基本的には既存のスバル XV にハイブリッド機構を載せてエンブレムなどをちょこっと変更した感じの車で、パッと見大きな変化は感じられません。
そんな車のレビューをしたいと思います。
XVハイブリッドでどんな車?
XV ハイブリッドはスバルが初めて世の中に出したハイブリット車です。1 モーターでエンジンをアシストする仕組みのようです。
使い勝手は従来の XV から変わりはありませんが、ステアリング周り、足回りすべて改良が入ってより良い車に仕上がっているとのことです。
試乗レビュー
試乗してみたレビューですが、まず乗ってみて感じたのはハイブリッドカーなのにスタートボタンを押すとエンジンが必ずかかる感覚です。
レンタカーでプリウスに載ったことがありますがエンジンはかからずシステムだけが立ち上がるようなイメージでした。それとは違い普通の車の感覚です。
しばらくするとアイドリングストップして走り出して 15km/h 位までは EV で走り 20km/h 位になるとエンジンがかかるといったイメージです。
その後はモーターがアシストする形になるので出だしの加速はかなり良く感じます。気持ち良いです。
ディーラーにお願いして走行したルートは通勤で使用しているルート片道 25km です。往復で 50km 走行しました。行きは上り勾配、帰りは下り勾配です。
ちなみにラクティスではこのルートでリッターあたりの燃費は 12.5km/l です。(2 名乗車での燃費)
渋滞しているときにはアイドリングストップはもちろん EV走行もあるので燃費は稼げますが、エアコンを使用しているとどうしてもアイドリングストップしてもすぐエンジンがかかってしまいます。
営業さん曰くエアコンをオフにしていると多少改善されるとのことですが、普段通りエアコンはオンで試乗を続けました。
渋滞を抜けて幹線道路に出るとエンジンの出番です。モーターアシストによる加速も気持ちよく良く走ります。流しながら瞬間燃費計を見ると 30km/l はキープしているようです。
上り坂もアクセルペダルをちょっと踏んだだけで快適に登っていきます。
ブレーキをかけると回生ブレーキが働いで電池に電気を貯めるわけですが、そのブレーキの感覚に多少違和感がありました。でも慣れかもしれませんが…。
帰りは下り気味の経路になるので私的にはパドルシフトによるエンジンブレーキを多用した減速速度調整がラクティスと同じ感覚で出来て便利でした。(プリウスだとブレーキを踏むしか無いんですよね…。)
走行距離が長いので CVT でもパドルシフトによる疑似変速が出来ると便利です。スポーティー走ることも出来ると思います。
さて出発地点に戻ってきました。気になる燃費は9.3km/lでした。ハイブリッドという事もあるので 10km/l 以上は出てほしいと思いましたが残念でした。
カタログスペックは 20km/l なので実燃費と比べると営業さんも結果にちょっとびっくりしてましたね。
買い替えの候補車に上げようか辞めようか悩みどころです。アクセルワークを鍛えてもラクティスの燃費に追いつくか…微妙です。