SCR3310-NTTCom が B-CAS カード 2038 年化で大人気!?
はじめに…
2012/05 月の下旬ごろから B-CAS カードの内部情報を書き換えの一件に伴い、住民基本台帳カード等の IC カードリーダーライターである SCR3310-NTTCom 等のリーダーが大人気になっているようです。
たまたま昔から SCR3310-NTTCom を所有していたのですが、ネットでちょっと調べてみると B-CAS カードの書き換え方法からツールまで簡単に調べられてちょっと驚きです。
ついに B-CAS カードの全貌が解析完了ということなのでしょうかね…。(ある意味 BS、CS 有料放送全チャンネル見放題状態ですね。)
B-CAS カードの書き換えに関して
"2038年化キット.zip" や "CardTool.exe" などが巷には出回っているのでこれらツールと IC カードリードライタ、B-CAS カードがあれば準備完了です。
そして B-CAS カードには M 型 B-CAS カード (M001、M002)と T 型 B-CASカード (T002、T415、T419、T422) がありそれぞれパナソニック製・東芝製に相当するそうです。
B-CAS カードの見分け方に関しては B-CAS カード M 型、T 型の見分け方にて紹介しています。
巷に出回っている各ツールの使い方・書き換え方法も簡単で (コマンドプロンプトベースの操作にはなりますが、そう難しくない操作です。) パソコン初心者でも簡単にできるレベルだと思います。
ただし書き換えをすると B-CASカード使用許諾契約約款に違反し損害賠償請求の対象になるらしいのでその点要注意です。
でも個人的には TV を見るのに何でこんなカードを使う仕組みにしたのだろうか理解に苦しいところがあるので、いつかはこういう日が来るのだろうな…とは誰もが予測出来ていたのではないかと思います。
ちなみに 2012/6 現在これらツールが HKTL_RESREM というウィルスとして認識されるようになったようです。
B-CAS カードを書き換える行為を行うファイル一式が即ちウィルスという扱いになったのでしょうか…。