Win32_PerfRawData_
PerfProc_Image_Costly クラス - WMI Library
Win32_PerfRawData_
PerfProc_Image_Costly クラスの説明
イメージ パフォーマンス オブジェクトには、処理によって実行されたイメージの仮想アドレス使用を監視するカウンターがあります。
WMI Provider は、WmiPerfInst です。
プロパティ リスト
Caption
Data Type: string
Access Type: Read Only
統計またはメトリックの簡単な説明 (1 行分の文字列) です。
Description
Data Type: string
Access Type: Read Only
統計またはメトリックの説明です。
ExecReadOnly
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。実行/読み取り専用メモリは、読み取りとともに実行が可能なメモリです。
ExecReadPerWrite
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。実行/読み取り/書き込みメモリは、プログラムにより読み取りおよび書き込みとともに、実行が可能なメモリです。
Executable
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。実行メモリは、プログラムが実行することはできるが、読み取りまたは書き込みができないメモリです。このタイプの保護は、すべてのプロセッサ タイプでサポートされているわけではありません。
ExecWriteCopy
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。Execute Write Copy は、プログラムによる読み取りおよび書き込みとともに実行が可能なメモリです。このタイプの保護は、複数のプロセスがメモリを共有する必要がある場合に使用します。これらのプロセスがこのメモリを読み取りのみに使用する場合、プロセスはすべて同じメモリを使用することになります。ある共有プロセスがこのメモリに書き込みを行う必要がある場合は、そのプロセスに対してこのメモリのコピーを作成します。
Frequency_Object
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Frequency_PerfTime
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Frequency_Sys100NS
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Name
Data Type: string
Access Type: Read Only
Name プロパティにより、統計またはメトリックを認識するラベルが定義されます。サブクラスの場合、プロパティは上書きされて Key プロパティとなります。
NoAccess
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。No Access 保護があると、プロセスによるこれらのページの読み書きは実行できません。これらのページの読み取りまたは書き込みを行おうとすると、アクセス フォールトになります。
ReadOnly
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。読み取り専用保護があると、ページの内容は変更できません。これらのページに書き込みまたは変更を実行しようとすると、アクセス フォールトになります。
ReadPerWrite
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。読み取り保護または書き込み保護を使用すると、プロセスによるページの読み取り、変更、および書き込みの実行が可能です。
Timestamp_Object
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Timestamp_PerfTime
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Timestamp_Sys100NS
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
WriteCopy
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
この保護で選択されたイメージによって使用されている仮想アドレス領域です。Write Copy 保護は、読み取りのためのメモリを共有するが、書き込みは不可とする場合に設定します。メモリ読み取りの際には、それぞれのプロセスはすべて同じメモリを共有することができます。ただし、任意の共有プロセスがこの共有メモリに対して読み取りおよび書き込みのアクセスを必要とする場合には、そのプロセスに対してメモリのコピーが作成されます。
メソッド リスト
Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly クラスにはメソッドはありません。
WQL サンプル (e.g. VB/C#/PowerShell)
SELECT * FROM Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly
VB6/VBS
SWbemServices クラスの ExecQuery メソッドから WQL を実行可能です。
Set oClassSet = Service.ExecQuery("SELECT * FROM Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly")
または下記のような記述でも実行可能です。
Set oClassSet = GetObject("winmgmts:\\.\root\cimv2").ExecQuery("SELECT * FROM Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly")
VB.Net
ObjectQuery クラスの QueryString プロパティに WQL を設定し、ManagementObjectSearcher クラスの Get メソッドから WQL を実行可能です。
oSearcher.Query.QueryString = "SELECT * FROM Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly"
oClass = oSearcher.Get
C#.Net
ObjectQuery クラスの QueryString プロパティに WQL を設定し、ManagementObjectSearcher クラスの Get メソッドから WQL を実行可能です。
oSearcher.Query.QueryString = "SELECT * FROM Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly"
oClass = oSearcher.Get();
PowerShell
Get-WmiObject コマンドレットの query オプションを指定し WQL を実行可能です。
Get-WmiObject -query "SELECT * FROM Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly"
またはクラス名を直接指定する実行方法もあります。
Get-WmiObject Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly
このサイトの情報について
このコンテンツは WMI の各コンポーネントが持っている Win32_PerfRawData_PerfProc_Image_Costly クラス情報を参照・抽出しリファレンスとして作成・提供しています。
参照した WMI の名前空間は root/CIMV2、書き出し環境は Windows 10 になります。
WMI の使い方 (VB6, VBS, VBA, VB.NET, VC#, PowerShell を対象) に関しては WMI Step も参考にしてみてください。(WMI 初心者・入門編としてもおすすめです。)
各種言語を使用した WMI を使用するたたき台としてソーステンプレートも公開しています。プログラム/スクリプト作成時に役立てば…と思っています。
今後各 WMI Class をサポートしている OS の種類を掲載する予定です。
予定OS: Windows XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows 10/Windows Server 2003/Windows Server 2003 R2/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2