Win32_PerfRawData_
NETFramework_NETCLRExceptions クラス - WMI Library
Win32_PerfRawData_
NETFramework_NETCLRExceptions クラスの説明
CLR 例外処理のランタイム統計です。
WMI Provider は、WmiPerfInst です。
プロパティ リスト
Caption
Data Type: string
Access Type: Read Only
統計またはメトリックの簡単な説明 (1 行分の文字列) です。
Description
Data Type: string
Access Type: Read Only
統計またはメトリックの説明です。
Frequency_Object
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Frequency_PerfTime
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Frequency_Sys100NS
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Name
Data Type: string
Access Type: Read Only
Name プロパティにより、統計またはメトリックを認識するラベルが定義されます。サブクラスの場合、プロパティは上書きされて Key プロパティとなります。
NumberofExcepsThrown
Data Type: uint32
Access Type: Read Only
このカウンターは、アプリケーションが開始されて以来、スローされた例外の合計数を表示します。これには .NET 例外、および .NET 例外に変換されたアンマネージ例外が含まれています。たとえば、アンマネージ コードの NULL ポインター参照の例外は、.NET System.NullReferenceException としてマネージ コードに再度スローされます。このカウンターには、ハンドルされた例外とハンドルされていない例外の両方を含みます。再度スローされた例外は再度カウントされます。例外が発生するのはまれな状態であり、通常のプログラムの流れの中では起こるべきではありません。
NumberofExcepsThrownPersec
Data Type: uint32
Access Type: Read Only
このカウンターは例外がスローされた毎秒の数を表示します。これには .NET 例外、および .NET 例外に変換されたアンマネージ例外が含まれています。たとえば、アンマネージ コードの NULL ポインター参照の例外は、.NET System.NullReferenceException としてマネージ コードに再度スローされます。このカウンターには、ハンドルされた例外とハンドルされていない例外の両方を含みます。再度スローされた例外は再度カウントされます。例外が発生するのはまれな状態であり、通常のプログラムの流れの中では起こるべきではありません。このカウンターは、スローされる例外の数が大きいため (>100)、起こる可能性のあるパフォーマンス問題を指摘するようにデザインされました。このカウンターは全体の平均ではなく、サンプル間隔の継続時間で割った最後の 2 つのサンプルの間で観察された値の違いを表示します。
NumberofFiltersPersec
Data Type: uint32
Access Type: Read Only
このカウンターは、.NET 例外フィルターが実行された毎秒の数を表示します。例外フィルターは例外が処理されるべきかどうかを評価します。このカウンターは、例外が処理されたかどうかには関係なく、例外フィルターが評価された割合を記録します。このカウンターは全体の平均ではなく、サンプル間隔の継続時間で割った最後の 2 つのサンプルの間で観察された値の違いを表示します。
NumberofFinallysPersec
Data Type: uint32
Access Type: Read Only
このカウンターは finally ブロックが実行された毎秒の数を表示します。finally ブロックは、try ブロックがどのように実行されたかには関係なく必ず実行されるようになっています。例外に実行された finally ブロックだけがカウントされます。通常のコード パスの finally ブロックはこのカウンターではカウントされません。このカウンターは全体の平均ではなく、サンプル間隔の継続時間で割った最後の 2 つのサンプルの間で観察された値の違いを表示します。
ThrowToCatchDepthPersec
Data Type: uint32
Access Type: Read Only
このカウンターは、.NET 例外を例外を処理するフレームにスローしたフレームから移されたスタック フレームの毎秒の数を表示します。このカウンターは、例外ハンドラーが入力されると 0 にリセットされ、入れ子になった例外はハンドラーにスタックの深さを表示します。このカウンターは全体の平均ではなく、サンプル間隔の継続時間で割った最後の 2 つのサンプルの間で観察された値の違いを表示します。
Timestamp_Object
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Timestamp_PerfTime
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
Timestamp_Sys100NS
Data Type: uint64
Access Type: Read Only
N/A
メソッド リスト
Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions クラスにはメソッドはありません。
WQL サンプル (e.g. VB/C#/PowerShell)
SELECT * FROM Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions
VB6/VBS
SWbemServices クラスの ExecQuery メソッドから WQL を実行可能です。
Set oClassSet = Service.ExecQuery("SELECT * FROM Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions")
または下記のような記述でも実行可能です。
Set oClassSet = GetObject("winmgmts:\\.\root\cimv2").ExecQuery("SELECT * FROM Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions")
VB.Net
ObjectQuery クラスの QueryString プロパティに WQL を設定し、ManagementObjectSearcher クラスの Get メソッドから WQL を実行可能です。
oSearcher.Query.QueryString = "SELECT * FROM Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions"
oClass = oSearcher.Get
C#.Net
ObjectQuery クラスの QueryString プロパティに WQL を設定し、ManagementObjectSearcher クラスの Get メソッドから WQL を実行可能です。
oSearcher.Query.QueryString = "SELECT * FROM Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions"
oClass = oSearcher.Get();
PowerShell
Get-WmiObject コマンドレットの query オプションを指定し WQL を実行可能です。
Get-WmiObject -query "SELECT * FROM Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions"
またはクラス名を直接指定する実行方法もあります。
Get-WmiObject Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions
このサイトの情報について
このコンテンツは WMI の各コンポーネントが持っている Win32_PerfRawData_NETFramework_NETCLRExceptions クラス情報を参照・抽出しリファレンスとして作成・提供しています。
参照した WMI の名前空間は root/CIMV2、書き出し環境は Windows 10 になります。
WMI の使い方 (VB6, VBS, VBA, VB.NET, VC#, PowerShell を対象) に関しては WMI Step も参考にしてみてください。(WMI 初心者・入門編としてもおすすめです。)
各種言語を使用した WMI を使用するたたき台としてソーステンプレートも公開しています。プログラム/スクリプト作成時に役立てば…と思っています。
今後各 WMI Class をサポートしている OS の種類を掲載する予定です。
予定OS: Windows XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows 10/Windows Server 2003/Windows Server 2003 R2/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2