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Win32_Battery クラス - WMI LibraryWin32_Battery クラスの説明
Win32_Battery クラスにより、コンピューター システムに接続されているバッテリが表されます。このクラスはラップトップ システムのバッテリ、およびほかの内部/外部バッテリの両方に適用されます。
プロパティ リスト
Data Type: uint16Access Type: Read Onlyデバイスの利用可能性と状態です。たとえば、Availability プロパティは、デバイスが実行中で通常の電力状態 (値 = 3) にあるか、警告 (4)、テスト中 (5)、低下 (10)、または省電力状態 (値 = 13-15 および 17) にあることを示します。省電力状態は次のように定義されています: 値 13 ("省電力 - 不明") は、デバイスが省電力モードになっていることは確かだが、省電力モードにおけるどの状態にあるかが不明であることを示します。値 14 ("省電力 - 低電力モード") は、デバイスが省電力状態になっているが機能しており、パフォーマンスは低下する場合があることを示します。値 15 ("省電力 - スタンバイ") は、デバイスが機能していないが、通常の電力での動作に 'すばやく' 移行できることを示します。値 17 ("省電力 - 警告") は、デバイスが警告状態になっているが、省電力モードでもあることを示します。 Data Type: uint32Access Type: Read OnlyBatteryRechargeTime プロパティは、バッテリを完全に帯電するのに必要な時間を示します。 Data Type: uint16Access Type: Read Onlyバッテリの充電状態を示します。"充電完了" (値 = 3) や "一部充電" (11) などが指定されます。値 10 は、DMI ではバッテリがインストールされていないことを表すので CIM スキーマでは有効ではありません。その場合、このオブジェクトはインスタンス化しないでください。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyN/A Data Type: uint16Access Type: Read Onlyバッテリの特質を示す列挙です。 Data Type: uint32Access Type: Read OnlyWin32 構成マネージャーのエラー コードを示します。次の値が返されます: Data Type: booleanAccess Type: Read Onlyデバイスがユーザー定義の構成を使用しているかどうかを示します。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyCreationClassName は、インスタンスの作成で使用されるクラス名、またはサブクラス名を示します。このクラスの他のキー プロパティと一緒に使用すると、このクラスおよびそのサブクラスのインスタンスすべてがこのプロパティによって一意に識別されます。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyN/A Data Type: uint32Access Type: Read Onlyバッテリの設計容量です (ミリワット時)。このプロパティがサポートされない場合、0 を入力してください。 Data Type: uint64Access Type: Read Onlyバッテリの設計電圧です (ミリボルト)。この属性がサポートされない場合、0 を入力してください。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyDeviceID プロパティには、バッテリを識別する文字列が含まれています。 Data Type: booleanAccess Type: Read OnlyErrorCleared は LastErrorCode プロパティで報告されたエラーが現在解決されているかどうかを示すブール値のプロパティです。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyErrorDescription は、LastErrorCode プロパティに記録されたエラーに関する詳細情報およびそれに対する修正アクションに関する情報を提供する自由形式の文字列です。 Data Type: uint16Access Type: Read Only残存電力の完全充電状態に対する概算パーセント数です。 Data Type: uint32Access Type: Read OnlyEstimatedRunTime は、外部電源の供給がオフまたは停電状態になっているか、ラップトップが電源につながっていない場合、現在の負荷状態で予想されるバッテリの放電持続時間 (分) です。 Data Type: uint32Access Type: Read OnlyExpectedBatteryLife プロパティにより、バッテリを完全に充電した後に、完全に放電させるのにかかる時間を示します。 Data Type: uint32Access Type: Read Onlyバッテリが完全に充電されていると仮定して、バッテリの寿命までの予想残り時間 (分) を示します。このプロパティは、EstimatedRunTime プロパティに示される現在のバッテリの持続時間ではなく、バッテリ寿命までの予想される合計残り時間を表します。 Data Type: uint32Access Type: Read Onlyバッテリの完全充電状態における容量です (ミリワット時)。この値と DesignCapacity プロパティを比較することで、バッテリの交換が必要となる時期が決定されます。通常、FullChargeCapacity プロパティが DesignCapacity プロパティの 80% を下回ったらバッテリの寿命とされます。このプロパティがサポートされない場合、0 を入力してください。 Data Type: datetimeAccess Type: Read OnlyN/A Data Type: uint32Access Type: Read OnlyLastErrorCode には、その論理デバイスで最後に報告されたエラー コードが記録されています。 Data Type: uint32Access Type: Read OnlyMaxRechargeTime はバッテリを完全に充電するための最長時間 (分) を示します。このプロパティは、TimeToFullCharge プロパティに示される現在の残り充電時間ではなく、完全に消耗したバッテリを再充電する時間を表します。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyN/A Data Type: stringAccess Type: Read Only論理デバイスの Win32 プラグ アンド プレイ デバイス ID を示します。例: *PNP030b Data Type: uint16Access Type: Read Only論理デバイスの具体的な電源関連機能を示します。0="不明"、1="サポートされていません"、および 2="無効" は文字どおりの意味です。3="有効" は、電源管理機能は現在有効であるが、正確な機能セットが不明か、または情報を取得できないことを示します。"自動省電力モード" (4) は、使用状況または他の条件に基づいてデバイスが電源の状態を変更できることを示します。"電源の状態設定可能" (5) は、SetPowerState メソッドがサポートされていることを示します。"電源サイクル サポート" (6) は、SetPowerState メソッドの PowerState 入力変数に 5 ("電源サイクル") を設定して呼び出せることを示します。"時刻指定電源オン サポート" (7) は、SetPowerState メソッドの PowerState 入力変数に 5 ("電源サイクル") を設定し、Time パラメーターに電源オンの具体的な日時または時間間隔を設定して呼び出せることを示します。 Data Type: booleanAccess Type: Read Onlyデバイスの電源管理が可能である (省電力状態に移行できる) ことを示すブール値です。電源管理機能が現在有効であるかどうかや、有効である場合にどの機能がサポートされるかを示す値ではありません。そうした情報については PowerManagementCapabilities 配列を参照する必要があります。このブール値が false の場合、PowerManagementCapabilities 配列には、文字列 "サポートされていません" を示す整数値 1 のエントリだけが含まれます。 Data Type: stringAccess Type: Read Onlyこのバッテリでサポートされている Smart Battery Data Specification バージョン番号です。バッテリによりこの機能がサポートされない場合、値は空白のままである必要があります。 Data Type: stringAccess Type: Read OnlyN/A Data Type: uint16Access Type: Read OnlyStatusInfo は、論理デバイスが有効 (値 = 3)、無効 (値 = 4)、その他の状態 (1) または不明な状態 (2) であることを示す文字列です。このプロパティが論理デバイスに適用されない場合は、値 5 ("該当なし") が使用されます。 Data Type: stringAccess Type: Read Onlyスコーピング システムの CreationClassName です。 Data Type: stringAccess Type: Read Onlyスコーピング システムの名前です。 Data Type: uint32Access Type: Read OnlyTimeOnBattery は、コンピューター システムの UPS がバッテリ電源に最後に切り替わったときからの経過時間 (秒) か、システムまたは UPS が最後に再起動したときからの経過時間のうち、小さい値を示します。バッテリが 'オン ライン' の場合は 0 を返します。 Data Type: uint32Access Type: Read Only現在の充電レートと使用状況で、バッテリを完全に充電するまでの残り時間 (分) です。 ![]() メソッド リスト
SetPowerState は、論理デバイスに対して希望する電源状態と、デバイスをいつその状態にするかを定義します。電源状態は、1="通常の電力"、2="省電力 - 低電力モード"、3="省電力 - スタンバイ"、4="省電力 - その他"、5="電源サイクル" または 6="電源オフ" のいずれかの整数値を PowerState パラメーターに設定することで指定します。Time パラメーターには、(5 の "電源サイクル" を除くすべての状態変更について) 電源状態を設定するときを示す標準の日付時刻値または間隔値 (メソッド呼び出しが受信された時点からの経過時間) を指定します。PowerState パラメーターが 5 の "電源サイクル" の場合、Time パラメーターには、システムをもう一度電源オンにするときを指定します。電源オフは直ちに実行されます。SetPowerState は、成功した場合は 0 を返し、指定した PowerState および要求時間がサポートされていない場合は 1 を返し、その他のエラーが発生した場合は別の値を返します。サブクラスでは、メソッドに ValueMap 修飾子を使用して可能なリターン コードのセットを指定できる場合があります。また、サブクラスでは、ValueMap の内容を '翻訳' した文字列を Values 配列修飾子として指定できる場合があります。 論理デバイスのリセットを要求します。要求が正常に実行された場合、返される値は 0 で、要求がサポートされない場合は 1 です。また、エラーが発生した場合は他の値となります。 ![]() WQL サンプル (e.g. VB/C#/PowerShell)
SELECT * FROM Win32_Battery このサイトの情報について
このコンテンツは WMI の各コンポーネントが持っている Win32_Battery クラス情報を参照・抽出しリファレンスとして作成・提供しています。 |
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